2014年12月9日火曜日

自然と対話する工作会 『森のトナカイづくり』




秋になると、つい上を見上げてしまいます。

それは、どんな木の実があるかなと木々を見上げてしまうから。

 

いろんな色の木の実や、不思議なかたちをした葉っぱなど、

普段当たり前になった風景が、少し立ち止まり、目線を変えるだけで

違った世界を見せてくれる。


素敵なモノは実は私たちのすぐそばにあって、

まだ見つけていないだけかもしれない。
 

 

僕たちは何を見て、何を見ているつもりになっているのかな。

 

そんな、疑問というか、自問をしていくうちに思いついたのが、

身近にある木の実や枝を使った森の工作会『森のトナカイづくり』。

 

今年も、食の杜の「むろやま忠庵」を会場に開催しました。

「むろやま忠庵」は建物の木の香りとてもいい匂いで、

僕のお気に入りの場所のひとつです。

 
 

造園屋さんにいただいたり、山で見つけたり、家の庭にあった

木や木の実を並べて、思い思いのトナカイをつくりました。

 

 

森のトナカイの作り方はただ一つ、

「赤い鼻」をつけてあげるだけ。

あとは、木の実や枝を使い、自分のイマジネーションに任せながら

自由につくっていきます。
 



 
 
 

それはまるで、自然と対話するような豊かな時間でした。
 


 
 

命を吹き込まれたトナカイは、同じ素材を使ったのに、

みんな表情が違い、みんないい顔をしていました。

 
 
また来年も、秋に。

 

----------------------------------------------------------------------

企画・実施:ナノグラムnanogram
スタッフ:高島亜莉沙、橋本泰明、西村悠
撮 影:橋本泰明
ケータリング:椴木舞
Special thanks to:大倉善憲(庭善)、松江八束森林組合花木園、
木次図書館、大東図書館、室山農園
 
 




0 件のコメント:

コメントを投稿